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文化情報でもお知らせしたアシエンダ・デ・コルテスは、クエルナバカの
郊外、と言っても、中心地から車で10分ほどの場所にあります。
苛酷な歴史を経て、現在のホテルに生まれ変わったのが1981年。歴史
的な建物をそのまま活かし、先のオーディトリオや、ギャラリー、レストラ
ンを営業しています。ホテルの客室にもレストランにも、メキシコ特産の美
しいタイルがふんだんに使われており、部屋数23室ということからもおわ
かりのように、庭やプールに広く場所をとった贅沢なつくりになっています。
週末には結婚式や披露宴なども開かれ、観光客だけでなく、メキシコ市から
の別荘族が優雅なひとときを送るのに最適な場所です。
因みに、宿泊料は、二人部屋が396ペソ、ジュニア・スイート519ペ
ソ、スイート619ペソ、インペリアル・スイート1200ペソ(4人から
6人用)、追加宿泊者一人につき120ペソ(全て税込)と、クエルナバカ
の中でも非常に経済的な料金です。 (1ペソ=約13円)
さて、本題のレストランです。レストランは庭に面したオープン・スペー
スのカフェテラスと、その内側の建物内の部分にわかれています。メニュー
には、メキシコ料理とインターナショナル料理があり、ソパ・デ・アステカ
(アステカ風スープ)や、柔らかいビーフ・ステーキ、また9月、10月の
季節料理であるチレ・エン・ノガーダがオススメです。メキシコ名物の舌も
焼ける超甘のケーキも待機しています。
このレストランの名物は建物自体ですが、建物同様、長い歴史を持つ樹齢
不明の木々が、建物と一体になって太い根や幹をまとわり付かせながら伸び
て高い天井を覆い、照明のシャンデリアと共に葉や茎を垂らせて、幽遠な雰
囲気を醸し出しています。さとうきび農園の名残である、砂糖きびを絞る木
製の機械や古いランプなども飾られて、その雰囲気そのものも大ご馳走と言
えます。週末には、トリオ・ロス・アミーゴスの生演奏もあります。ウエイ
ター達も、おしゃべりで親切、小食の方は二人で一人前をとっても、丁寧に
分けてくれます。ウエーターと仲良くなったら、コルテスの名前入りの素焼
きの灰皿をプレゼントしてくれる可能性もあります。歴史の街、クエルナバ
カでの思い出の一ページに欠かせないレストランです。