#3.タウンガイド: ホテル・レストラン ラ・パンチャ の紹介


     庭に面した明るいカフェテラス          すぐ裏が崖とは思えない

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 #1のクエルナバカ紹介でお話した峡谷に、ちょっと関連して、今回はクエ
ルナバカでは最高級のホテルとレストランを紹介いたします。
 その名は「LA PANCHA」。開業してから一年足らず、ガイド・ブックにも未掲 載で、クエルナバカの住人でも知らない人は知らない、知る人のみ知る、特異 な雰囲気を味わえるホテルです。ラ・パンチャは、高級住宅街アカパンチンゴ 区の中でも、峡谷に沿う曲がりくねった道ルフィノ・タマヨ通りの途中にあり ます。大きな看板もなく、毎日のように通り掛かるのに、私達も知人に教えて もらうまでは、普通の家と思っていたのです。
 それが一歩中に入ると、そこまで車で来たのが信じがたいような、森の中に 立っているではありませんか。
 小さな鉄格子の入り口を入って、階段を降りるとそこがバー、再び階段を降 りるとそこにテラス式のレストランがあって、谷間に生い茂る木々の間を通っ てきた涼しい風に吹かれながら、食事をします。食事は高級イタリア料理。
 耳を澄ませば、谷底を流れる川の音が聞こえるかも知れません。昼間は、鳥 の声、蝉の声、そしてひらひらと捨てられたハンカチのようにたゆたう大きな 白い蝶々を見ながら、テキーラをキュッ!夜には、松明や、カンテラの蝋燭の 火が揺れて、微風にそよぐ木の葉の音とともに妖しくもロマンチックな雰囲気 で、またテキーラをキュッ!
 レストランから一段下がった場所にブーゲンビリアの花に囲まれて陽の光が 満ちるプールが見えますが、ホテルの部屋がどこにあるのか見当もつきません。 なにせ、土地の広さはそこが限界で、そこから先は、底も見えない深い崖なの ですから・・・。
 案内を乞うと、プールの脇を通って、丁度レストランの真下にある階段に導 かれました。階下の3フロアーにホテルの部屋があるのです。つまり表の入り 口が一階とすると、バーは地下一階、レストランは地下2階、プールが地下2 階半、部屋が地下3、4、5階にあるという具合ですから、部屋が静けさの中 にあるのも納得です。しかも、各階に3室づつの計9室しかないのですから、 サービスも手厚いことが想像できます。
 通されたのは、ラ・パンチャで一番大きい「メルセデス」と言う名前の部屋 です。新しいホテルですから、壁の白も眩しい広々とした空間に、ベッドも白。 クエルナバカには珍しいバスタブ付きの風呂トイレと、また別にトイレと洗面 所。そして何よりも、こじんまりとしたバルコニーは、崖の途中にぶらさがっ ている状態で、前は木々、あとは谷底までの深みを推し量るのみです。隣り合 う部屋もなく、完全にあなただけの空間です。
 現実に戻って、この一番広い部屋が一泊1050ペソ(+税15%);他の 部屋は800ペソ(+税15%)となっています。高級住宅街にある普通の大 邸宅のような豪華なプチ・ホテル、セントロ(中心街)まで車で5分。お食事 だけ、お茶とケーキだけのデートにも最適です。(1ペソ=約13円)

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