
今回は、ビザ更新の手続きについてお話します。 私達は、派遣社員とその家族という立場でメキシコに来て、全ての手続きをメキ シコ市にある本社が、顧問弁護士を通してが手続きをしてくれていました。 どこの世界も同じですが、弁護士の手数料は、会社はとも角、個人で雇うとなる と非常に高く感じられるます。夫が会社を離れ、どこにも属さなくなり、全ての 手続きを個人的に行なうとなると、弁護士とのやりとりも、費用の負担も並大抵 ではありません。反して、弁護士を雇わず、自分でメキシコ市へ行って申請する のも、その手間を考えると、とても不可能です。 クエルナバカには、非常に多くの外国人が住み着いているのですから、ビザ・オ フィスがないのは不思議なことでした。しかしながら、な、なんと幸運なことに、 去年、クエルナバカにも政府のビザ・オフィスができたのでありました。 以前、ある日本人と話していたら、弁護士を頼んでビザの申請をしたのに、非常 に手間取り、大変な苦労をしたそうです。弁護士が常に当てになるとは限らず、 その上、手数料は法外ときています。こんな口惜しい思いをするくらいなら、こ の際、自分たちでビザの更新をしようじゃないかと、決めたのが去年の3月です。 私達のビザが切れるのは11月ですから、申請の方法などを調べる時間は、たっ ぷりありました。 ビザの種類には、おおまかに以下のものがあります。 FMT: ツーリスト用 FM3: 普通の人用、毎年更新、4回更新するとFM2ビザを申請できる。 FM2: 永住を望む人のビザ。4回更新すると永住ビザを申請できる。 永住ビザ: 更新不要。選挙権以外のたいていの権利を得られる。 ビザ・オフィスは我が家から車で10分のところにありますから、何度足を運ぼ うと、大して手間ではありません。まずは説明を受けにオフィスを訪ねて見まし た。ただ一人の所員のドゥルセ夫人は、私達の質問に、丁寧に答えてはくれまし たが、いちいち本を調べているので、ちょっと不安になります。それが、徐々に、 所員や事務の人も増えてオフィスも形が整うと、自分が育てた訳ではないけれど、 ほぼ開設時からの顧客として、誇らしい気持ちになります。 私達のビザはFM3で、今回が4回目の更新です。必要書類は、銀行の残高証明 (家族の人数によって金額が決まっている)、申請書(文房具屋で売っているの で、タイプで打ち込む)、そして古いビザを一緒に提出すると、3〜4週間で出 来上がってきます。 昨年10月7日、書類を揃え、一人につき630ペソ(政府に払う金額)を支払 って申請手続き完了。待つこと3週間半、10月30日に、今年11月まで有効 のFM3ビザを目出度く取得できたのでした。 これをもし弁護士に依頼したら、この上に約4000ペソの手数料がかかり、そ の上、宅配便などで書類をやりとりする金額が必要となります。だから、自分達 でビザ取得の手続きをしたこともそうですが、金銭的満足感も大きいのです。 さて、今回の更新は4回目に当たり、来年はFM2ビザを申請する資格ができま した。ゆくゆくは、永住ビザをと目論んでいるわけです。FM2ビザの申請には、 どうしてメキシコに住みたいかを切々と説く手紙が必要となり、申請書も複雑に なります。また自分たちで挑戦してみるつもりですが、その時の様子は、来年の 今頃ご紹介します(その時まで、ホームページが続いていますように・・・)。