残念なのは、西田さんご本人が、風邪をこじらせて、メキシコに到着して間もな
く、入院してしまい、クエルナバカまでは来られなかったことです。今年の風邪
は、メキシコ、日本を問わず、症状が重いので心配しましたが、その後、順調に
回復に向かっていると伺って安心しました。
ガール・スカウトの皆さんには、いずれ、今回のクエルナバカ訪問に関するコメ
ントをいただいて掲載する予定ですが、今回はメキシコ旅行のちょっとしたコツ
をお話します。
初めてメキシコを訪問した人が驚かれるのは、その高度です。ガイドブックなど
で読んでわかってはいても、来てみて初めて、ちょっとした階段にぜいぜいした
り、お酒にすぐ酔ってしまったりと、やっと今、富士山の5合目くらいの高さに
いることを納得します。人によっては、高山病に近い症状が出て、頭痛をおこし
たり、気分が悪くなって、食欲がなくなったりします。
今回、ガール・スカウトの皆さんの旅行計画の例でいうと、メキシコ・シティか
らクエルナバカへ、そしてカンクンへという行動でした。彼女たちには、ガール・
スカウトの使命があり、遊びが後になってしまったのは仕方のないことですし、
皆さん非常にお元気で(話を聞いて推測する年令と、外見とが全然一致しないく
らい、皆さん、非常に若々しくて、びっくりでした)、問題なかったようですが、
純粋に遊びだけで来られる方には、反対のスケジュールをお薦めします。
つまり、最初にカンクンまで飛び、だんだん高い方へ向かい、クエルナバカで調
節してから、メキシコ・シティへ、そして、もっと高いテオティワカンのピラミ
ッドへという順序にすると、高度恐怖症気味という人でも、大丈夫です。
高山病は、体のがっしりした、どちらかと言うと血圧が高い人のほうがかかりや
すいのですが、そういう意味では、男性の方が高度に弱い人が多いような気がし
ます。ゆっくりと下から登って行く登山と違って、約2200メートルの高さの
メキシコ・シティに到着するのですから、大変です。いつもの調子で飲んでも、
非常に酔っ払う、などということも起きますので、ご用心ください。
私達が、初めてここでテニスをしたときには、すぐに息があがって大変でした。
マラソン選手が、メキシコなどの高地で練習すると聞いていますが、今では、私
達も、メキシコ人に負けないくらい、長時間ぶっとおしでテニスをするようにな
りました。
クエルナバカは、メキシコとカンクンの中間くらいの高度ですから、日程の関係
で、カンクンまで行けない人にも、体を慣らすには、丁度良い休憩場所です。も
ちろん、我が家で休憩される場合も、大歓迎いたします。西田さんにも、ぜひ、
次の機会をつくっていただいて、クエルナバカにゆっくりと滞在していただきた
いと思います。