#1 クエルナバカ紹介

クエルナバカ見所第5弾は、クエルナバカの中心中の中心、セントロのソカロを ご紹介いたします。
セントロのソカロ(音楽隊が演奏中)

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メキシコ国内のどの街に行っても、その中心部にはソカロと呼ばれる広場があり
ます。大小様々ですが、大抵はソカロの中心部にキオスコと呼ばれるやぐら舞台
が建設されおり、広場は常に市民でにぎわっています。もし、観光の途中で道に
迷ったら、通り掛かりの人に、「ドンデ・エスタ・ソカロ?(ソカロはどこ?)」
と聞いて下さい。発音は簡単、知らない人は絶対いないという、メキシコで一番
確実な目印です。

ソカロというのは通称であり、それぞれ正式名称があります。クエルナバカのソ
カロは、ハルディン・フアレス(フアレス・庭園JARDIN JUAREZ)と言い、ゲレロ
通りとガレアナ通りに挟まれて位置しています。

ソカロはクエルナバカで最も古い庭園であり、時の流れにつれて様々に名前を変
えてきました。1850年、北米の侵略の後に改修され、1866年には初めて
市街地図にマキシミリアーノ庭園として掲載されました。しかし、メキシコ共和
国の復興にあたって、市の青年グループが、劇を上演してお金を集め、その資金
で1890年、イギリスから16の鉄製のベンチと共に、非常に目立つ形のキオ
スコの建物を取り寄せて設置し、現在のフアレス庭園と名付けました。

革命の最中には、反逆児エミリアノ・サパタと戦う為に軍隊が到着しましたが、
その際、一緒についてきたのが10の音楽隊で、彼らは交替で1時間づつ、合計
10時間、毎日演奏し続けたそうです。

その後、何度かの改修を経て、1965年に、水銀灯を設置するなどして、改め
て開園式を行い、現在の形が整いました。

ソカロの北側には、クエルナバカでも最も古く、数々の歴史の舞台となったホテ
ル・ベジャ・ビスタBELLA VISTAの建物があり、現在は銀行が入っています。その
お隣は、日本人の沖さんが経営する写真屋さんPHOTO MAYUMIがあります。ソカロ
の西側には、クエルナバカで州立劇場、テアトロ・オカンポ TEATRO OCAMPOがあ
り、アミーゴス・デ・ラ・ムジカも年に数回、この劇場でコンサートます。

また、ラス・プラザスLAS PLAZASというショッピングセンターにも面していて、
その中には、映画館、本屋、レストラン、商店、旅行会社、事務所などがぎっち
りつまっています。最近改装オープンした日本食レストランもみじMOMIJIは、丁
度ソカロに面していて、窓側の席からこのキオスコが見下ろせます。

このソカロ自体は、道路からは一段高い場所にあって、ぐるりと葉の繁った木々
に囲まれており、午後になるとサナテと呼ばれる鳥たちが、いっせいに喧しいほ
どの声で囀ります。中央のキオスコの舞台では、市の楽団が木曜の午後と日曜の
午前に、にぎやかな演奏をし、キオスコの一階部分では、ジュースやカット・フ
ルーツを売る市の伝統的なお店が入っています。

キオスコの周囲には新聞スタンド、宝くじ売場、靴磨きスタンドが店を開き、一
緒に飛んでいっちゃうのではないかと心配になるほど風船をたくさん持った風船
売りや、地方から出てきた民芸品売りの人、その他様々な商売の人たちが、所せ
ましと品物をならべています。
のんびりした風船売り

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また、車を引いて茹でたトウモロコシを売っている人もいますが、ご用心。この
トウモロコシは、日本のスウィート・コーンと違って甘くないので、メキシコ人
は、トウモロコシに、マヨネーズをぬり、粉チーズをかけ、チレ(粉唐辛子)ま
でかけてくれます。好奇心のある人はお試し下さい。もちろん、途中でストップ
をかけて、マヨネーズだけにしてもらうこともできます。

ソンブレロはかぶっていないけれど、何をしているのか、ボーッとベンチに腰掛
けて時間を過ごすメキシコ人が、たくさんいます。地方から出てきている物売り
や、靴を磨いてもらいながら靴磨きのオッチャンとおしゃべりするオジサンなど、
一緒にベンチに腰をおろして、人間ウォッチングをするのも、面白いこと受け合
いです。小さな空間の人込みですが、危険はありません。


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バックナンバー
#1 クエルナバカの位置、高度
#2 クエルナバカの歴史
#3 峡谷の町、クエルナバカ
#4 常春の街、クエルナバカ
#5 モレロス州紹介
#6 カテドラル(大聖堂)
#7 コルテス宮殿
#8 ボルダ庭園
#9 ブレイディ博物館

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