
今回、3月20日の後のホームページの更新が4月15日になったのには、深い 訳があります。セマーナ・サンタ(聖週間−#4トピックス参照)が始まったの です。 この聖週間前後の2週間、子供たちの学校が休みとなります。それに合わせて休 暇をとる人が非常に多く、キリスト教の行事よりも、春の行楽シーズンとなって いるのは、仕方のないことです。そのため、様々な不都合が起こります。 クエルナバカはメキシコからの別荘族で車は渋滞し、私達のコンドミニオも、普 段は空いている家が、家族連れや若者たちで満パイとなり、庭にラジオの大音響 が響き、夜中までプールに飛び込む(落ちる?)音が聞こえ、いつもの静けさは どこへやら、とても落ち着きません。という訳で、今年は脱出計画を立てました。 かずさんの計画、運転によるメキシコ縦断、アメリカ各地観光旅行に、学校の休 みが始まった初日3月27日に出発したのでした。 前置きが長くなりましたが、今回のタウンガイドでは、車での旅行に関連するメ キシコでの道路事情と施設を、実践的金額データを含めてお話しします。 1)メキシコの高速道路 どれも新しく、急ピッチに整備、拡張され続けており、国境までの往復の道程は 一部の工事中区間を除き、非常に快適でした。ただし、最近、値上がりが激しく、 料金所がやたらにあるのにはウンザリしました。計算したところ、往復のメキシ コ国内の約4500KMの走行距離の間に、料金所が全部で46ヵ所、100KMに一ヵ所の割 合で、合計の支払い金額は1、892ペソ(約25、000円)にもなりました。
どこまでも続く快適な高速道路…時速120キロ

これが高いか安いかは、読んでいらっしゃる方の国にもよるでしょう。例えば、 アメリカに入ってから、約3000KM、テキサス、ニューメキシコ、アリゾナ、ネバ ダ、カリフォルニアの5州を股にかけて走ったのに、全行程フリーウェイで無料。 こういう土地からメキシコに戻って、早速、料金所にさしかかった時には、ちょ っとしたショックでした。まあ、日本から比べるとただ同然でしょうが・・・。 日本と異なるのは、料金所の職員には若い女性も多く、男女を問わず愛想がよく て気持ちが良いこと。そして、もうひとつ、機関銃を抱えた兵隊さんが立ってい て、防犯だけでなく、シート・ベルトのチェックをしていることです。料金所は 至る所にありますが、特に州境には必ずあります。新聞、雑誌、カット・フルー ツや民芸品を売りに来る料金所では、その州の表情を見ることが出来ます。 2)売店とトイレ どちらも、ガソリンスタンドにも料金所にもついていますが、料金所のトイレが 全般的にきれいなので、ここで用を済ませることをお薦めします。ガソリンスタ ンドのトイレでは、時にはチップ程度のお金を要求されて、トイレット・ペーパ ーを渡されたり、売店に付属しているときには、鍵をもらわないと入れない場合 もあります。鍵がかかっていても諦めずにお店の人に尋ねましょう。 3)ガソリンスタンド ガソリンスタンドはメキシコの国有事業です。どのスタンドにもPEMEXの緑 色の看板が出ています。4年前のペソ・ショックや、世界的な石油の値下がりの 影響か、最近値上がりが激しく、月に一度の割りで値上げしているのではと思え る程です。現在、1リットル4.42ペソ(約60円)。アメリカの1.5倍と言われて いますが、現実には、ほとんど差はありませんでした。今回、メキシコ国内で消 費したガソリンの合計金額は2、553ペソでした。 メキシコのガソリンスタンドでは、日本式なサービスを受けられます。頼めば窓 を拭いてくれたり、タイヤの空気圧を調整してくれますし、エンジンオイルのチ ェックや交換もしてくれます。最近は、頼まなくてもくても、窓拭きからタイヤ 洗い、車内の清掃までしてくれるサービス過剰気味のスタンドもあります。 アメリカの無人のガソリンスタンドで、自分で窓を拭いたりした経験と比べると、 人によっては、このサービスを有り難いと思うか、煩わしいと思うか分かれる所 でしょう。私は、サービスはともかく、人がいろんな所にあふれているメキシコ の現状が好きです。 4)モーテルとドライブ・イン 北のチワワ州、ソノーラ州、シナロア州などでは、荒涼とした砂漠地帯が広がり、 畑や牧場はあっても、モーテルやドライブ・インはあまりありません。ドライブ・ インは、メキシコ市の北に延びる新しい高速道路沿いには、ガソリン・スタンド と共に、きれいなレストランなどの施設の整備が進んでいますが、その他は路上 の屋台に毛のはえた程度のものが多く、時には野中の一軒家みたいな小さな店で、 いつ仕入れたのかわからないような菓子パンを、ガソリンスタンドの駐車場で食 べるようなハメに陥ることもあります。これも旅の途中ならまた楽しです。 アメリカ国内では6泊し、ほとんどモーテルに泊りました。一泊一部屋の平均は 約65ドル。メキシコ国内は、5泊して値段はピンきり。特に、チワワで泊まっ た安宿は82ペソ、子供たちが幽霊ホテルと呼ぶ雰囲気でしたが、清潔度や施設 はマアマアでした。シナロア州クリアカンで泊まったモーテルは、日本のラブ・ ホテル形式でしたが、間に派手派手しいジャグジー(ジェット水流風呂−湯が出 なかったから使えなかった!)付きの広々とした居間を挟んで、2部屋がついて いて、全部で500ペソ。平均すると一泊一部屋につき240ペソでした。
表向きは奇麗だか中身は幽霊ホテルのよう

ジャグジーはともかく、メキシコではよほどの高級ホテルでないと風呂おけは付 いていないので、アメリカでのバスタブ付きのモーテルは、それだけでも最高の 収穫でした。 以上、行き当たりばったりの旅でしたが、アメリカもメキシコ国内も、どこも安 全快適な旅でした。
バックナンバー
#1 主なスペイン語学校の紹介
#1 ピザ レストラン:マルコ ポーロ
#2 ホテル・レストラン:アシェンダ デ コルテス
#3 ホテル・レストラン:ラ パンチャ
#4 スペイン語学校(コヨルシャウキ文化センター)
#7 レストラン:インディア ボニータ
#8 レストラン:エル バルコ(ポソーレ専門店)
#9 レストラン:タコス・オリエンターレス
#10 スペイン語学校(エクスペリエンシア)