
セントロは、コルテス宮殿の真前にある CASA HIDALGO を紹介します。先月号の #5訪問者紹介で智子さんもオススメの、新しいレストランです。早速、私達も 食べに行ってきました。 CASA HIDALGO は、言う迄もなく、独立の父ミゲール・イダルゴと、その名前の 付いたイダルゴ通りに由来しています。レストランは、コルテス宮殿の真正面、 モレーロス庭園とイダルゴ通りに挟まれた、中洲のような三角地帯にあります。 地下は、#1クエルナバカ紹介の民芸品市場に押されて、少しさびれてしまった お土産屋になっています。 このセントロの込み合った地域にあることを逆手に取って、場所柄を巧みに利用 して建てられています。表で車を預けて入ると一階の玄関口になります。通りと は反対側のモレーロス庭園の木陰の間を抜けて入ると二階のレストランに直接入 ります。モレーロス庭園からの入り口の前の空間には、オープン・カフェになっ ていて、更にその前の三角形の空間には、ディエゴ風の絵や、メキシコの町並み を描いた風景画などを売りにくるアーチストが、絵を並べていて、散歩の人々が 三々五々、絵を眺めながら歩いているという、のんびりした光景が広がります。 三階の窓側はテラス席になっていて、イダルゴ通りを通る車の列や、並べた絵、 宮殿、下のモレーロス庭園が見下ろせ、様々な物を売り歩く人や、戯れる家族連 れ、ぴったりくっついて散歩する恋人同士を眺めながら食事をします。日が暮れ ると、ろうそくの灯りがともされ、庭園も少し静かになって、それはロマンチッ クです。
手前がチレ・エン・ノガーダ 夜の雰囲気は最高!!

食事は主に洗練されたメキシコ料理です。例えばこんな組合せはいかがでしょう か。まずは、かぼちゃの花とほうれん草の二色スープ(39ペソ)、チレ・エン・ ノガーダ(75ペソ)、そしてカクテルのマルガリータ(27ペソ)合計チップ 込みでお一人様約160ペソ。これだけで、充分満腹を請け合います。 ちなみに、チレス・エン・ノガーダという料理は、チレ・ポブラーノというピー マンに似ているけれど、先の尖った野菜の中に、くるみ、アーモンドなど数種の ナッツと、ほしぶどう、チーズ、りんご、タマネギ、牛肉などを細かくして、ね り合わせたものを詰めて料理し、桃などでつくった白いソースをかけ、そこに、 ざくろの赤い実をふりかけて食べるという、非常に手の込んだ料理です。そして、 ざくろが旬の果物であることから、独立記念日のあるこの時期の料理であり、一 説によると、独立を宣言したイトゥルビデ大統領を記念して、その緑、白、赤と いう配色の料理を作ったと言われています。 ロマンチックな雰囲気にひたるのもよし、歴史を考えるのもよし、純粋に食事を 味わうのもよしです。
バックナンバー
#1 主なスペイン語学校の紹介
#1 ピザ レストラン:マルコ ポーロ
#2 ホテル・レストラン:アシェンダ デ コルテス
#3 ホテル・レストラン:ラ パンチャ
#4 スペイン語学校(コヨルシャウキ文化センター)
#7 レストラン:インディア ボニータ
#8 レストラン:エル バルコ(ポソーレ専門店)
#9 レストラン:タコス・オリエンターレス
#10 スペイン語学校(エクスペリエンシア)
#11 高速道路とサービス(アメリカへの旅での経験)
#12 クエルナバカの本屋さん
#13 クエルナバカのゴルフ場案内
#14 ロック・アドベンチャー
#15 レストラン「Los Colorines」
#16 クエルナバカの映画館とメキシコ映画の現状