#1 クエルナバカ紹介 − ホームページ1周年記念号 MERCADO(中央市場)

クエルナバカの中心にあるMERICADO(メルカード:中央市場)は、メキシコ全国
でも有数の規模を誇る大市場です。今回は、見知らぬ土地を訪ねたら、是非一度
は覗いてみたいメルカードを紹介します。
何でも揃う大衆市場(臭いもおみやげにどうぞ)

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現在、ソカロ横の中央郵便局がある辺りは、スペイン人侵略以前の時代から、近
隣地域に住む原住民のインディヘナ達が、それぞれの産物を持ち寄って売買して
いた当時の商業の中心地であり、スペイン人侵略後の植民地時代も、また独立し
てからも、TIANGUIS と呼ばれる市の立つ広場でした。

1869年にクエルナバカがモレーロス州の州都となり、州都に相応しいメルカード
が、1872年に建設され、1882年にコロンブスのアメリカ大陸上陸400年を記念
してメルカード・コロンと名付けられました。しかし、人口の増加に伴って、よ
り大きなメルカードと、その他にいくつか分散したメルカードが必要となり、こ
のメルカード・コロンは取り壊されてしまいます。

その後、メルカード・フアレスがセントロ近くに建設されましたが、又しても、
人口の急増により、もっと大きなメルカードが必要になり、現在のメルカードが、
メルカード・フアレスと崖を挟んで向かい合った土地に作られることになったの
です。この土地が、少々いびつな三角形の土地であることから、周辺の地主から
安価に譲り受け、1962年に建設が始まりました。

途中、政治的かつ金銭的な思惑や競り合いを経て、1964年5月7日のオープン・
セレモニーを催すに至りました。その時、当時の大統領アドルフォ・ロペス・マ
テオスが開会の儀式をし、テレビ、新聞などの報道機関が大々的に報道したため、
このメルカードに大統領の名前が付けられ、三角形を囲む三方の道路も、同じア
ドルフォ・ロペス・マテオス通りと呼ばれています。

巨大な円天井の主建物を中心に、多くの階段でつながれた迷路が広がっています。
周辺にいくつかある駐車場に置いてきた自分の車に戻るのが困難な程、ウネウネ
と、上下する小道に結ばれて、肉屋、八百屋、魚屋から、チーズやサルサなどの
加工食品、また生活雑貨、洋服、靴屋、電気屋、花屋、土産物屋、ピニャータ屋、
生きた鶏やひよこを売る店、レストランから床屋まで、ありとあらゆるお店が揃
っています。
通路にまで店を広げて新鮮な野菜を売り捌く

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その上、手作りのギターや、タマーレス売り(メキシコの軽食)などが、外部か
ら入ってきて売り歩くから、その混雑の仕方は並大抵ではありません。そんな中
にあるレストランで、のんびり食べている人がいるのですから、いくら材料が直
売で安くても、ちょっとウっときます。安いといえば、床屋の料金は、街の床屋
より安くて、20ペソ(約260円)です。

かずさんは、豚の頭や皮、川魚の売場など、メルカード独特の臭いが嫌いで、あ
まり行きたがりませんが、品物をうず高く積み上げた店と店の間の湿っぽい通路
を歩いて行くと、怪しげな煎じ薬の葉っぱ(媚薬もある)やお供え物、トルティ
ージャを作る器具、初めてみる野菜や豆類など、興味をそそる品物が次々に目の
前に現われて、アレは何?コレはどう使うの?と、聞いているうちに腕に品物の
袋が沢山ぶらさがり、それでも、使ったお金はほんの少しという面白い時間が過
ごせます。

メルカードの建物を出ても、そこもまた市場やレストランが沢山軒を並べて、周
辺全体が賑わっています。メルカードは、周囲に沢山出口があって、どこからで
も出られますが、メルカード内で道に迷って、自分の車を置いた駐車場に出られ
ない場合がありますから、最初は、タクシーで行って、出たところで別のタクシ
ーを拾うのが賢明と思います。

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バックナンバー
#1 クエルナバカの位置、高度
#2 クエルナバカの歴史
#3 峡谷の町、クエルナバカ
#4 常春の街、クエルナバカ
#5 モレロス州紹介
#6 カテドラル(大聖堂)
#7 コルテス宮殿
#8 ボルダ庭園
#9 ブレイディ博物館
#10 セントロのソカロ
#11 角屋(Sumiya)の歌舞伎座
#12 テオパンソルコのピラミデ
#13 モレーロス庭園
#14 マキシミリアーノの家「薬草植物園」
#15 小さな写真博物館 “El Castillito”
#16 シケーロス工房
#17 MERCADO DE ARTESANIA (民芸品市場)

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