それらには、スペイン人の征服以前から存在していたメキシコ独特のものもあり、
また、スペインやフランス、ドイツなどの磁器、そして、日本や中国などの陶器の
技術なども取り入れたものもあり、いずれにしても古くからの伝統を持ち、また、
あらたなデザインも生まれています。
その中でも、タラベラ焼きは、スペインのTALAVERA DE LA REINA と呼ばれる村
から発したといわれ、メキシコ人の色彩感覚と合わさった食器や飾り、そしてタイ
ルなどが有名です。
私達は、和食器を日本から持ってきて大切に使っていますが、6年も過ぎた現在で
は、ひとつ欠け、ふたつ粉ごな、という状態で、土器や陶器を少しづつ買い足して
使うようになりました。そうして、最近、タラベラ焼きの魅力に目覚めてしまった
のです。
私の経験では、デザイン的に美しいけれど高級なタラベラはプエブラで、経済的で
実用的なものは、グアナフアト州のシウダ・デ・ドローレスにある窯元で買うのが
よいようです。プエブラの民芸品市場では、芸術的なデザインの品々を買う事がで
きるし、また博物館などには古いけれど美しさを保った陶器を見る事ができます。
シウダ・デ・ドローレスの窯元では、大きさやデザインを注文、製造してもらうこ
とができます。タイルなどは、特に、家の大きさや、台所やトイレなど使う場所に
よって細かく注文することができます。
しかし、クエルナバカにいる私達にも、タラベラ焼きの食器や飾りを買うことがで
きます。もちろん、大きなインテリア・ショップや民芸品のアーケードなどにもお
いてありますが、今回は、タラベラ焼きだけを扱うお店を紹介します。これらのお
店は、品物をプエブラやドローレスの窯元から直接仕入れているようです。
主なお店は以下のとおりです。
1)アウトピスタ・デル・ソル上の店 (メキシコ市−アカプルコ高速道路上、タ
バチネス出口のすぐそば)
2)LOSETAS COLONIALES, DIAZ ORDAZ #520、
(コレヒオ・オックスフォード隣り)
3)PRIMERO DE ABRIL通り、(アシエンダ・デ・コルテス、ホテル・スミヤに向かう
途中、両側に数件あり)
4)TALAVERA CERVANTES, A.R.CORTINES #57 (ディアス・オルダス通りから
アウトピスタのタバチネス入り口手前)
タラベラ焼きは非常に高温で焼いてあるので、ガス・オーブンなどに入れて料理す
ることはできますが、電子レンジは使わない方がいいでしょう。色彩が鮮やかで、
多彩ですが、明るい色が多いので、どんな料理にも合います。ですから、飾りや花
瓶やだけでなく、食器に使うのも素敵です。我が家では、ソーメン用の大鉢とつゆ
茶碗のような和食にも使っています。
また、日本まで持ってかえるのが大変と思われる人には、紙ナプキン立てやミルク
入れなどの小物がお薦めです。ちょっと分厚いので丈夫だし、その割に軽いので、
しっかり包めば持ち帰りも大丈夫です。ベランダなど、明るい陽射しの中で使うと
もっと素敵!!