
![]() -呑気家族のメキシコ移住計画- |
出版:近代文芸社 石田 かり・著 |
「クエルナバカの碧い空」第32号
#6 本の続編 − 私達のSEXENIO、おまけの話「歌のクラス」FELIZ NAVIDAD! ESPERO QUE TENGAN MUY BUENA TEMPORADA DE VACACION! 年末が近づくと、「もう年の暮れ、今年一年早かったな」と振り返ると同時に、メ キシコ生活開始記念日も来て、また別の感慨にふけることになる。 忘れもしない。先に赴任した夫を追って私達がメキシコに到着した日は、1984年 12月1日で、前大統領エルネスト・セディージョ・ポンセ・デ・レオン氏が大統 領に就任した日でもあった。スペイン語がわからないから、テレビ・ニュースを見 る事もなく寝込んでしまい、興味もないからセディージョ氏の就任式がどんなだっ たか全く知ろうともしなかった。そして、次の大統領フォックス氏の就任まで、は や6年間が過ぎてしまった。 つまり、新大統領ビセンテ・フォックス・ケサーダ氏が就任した2000年12月1日、 私達もメキシコ生活6年SEXENIO満期を迎えた。新しい大統領の就任式のたびに、 滞在に6年を加算することになるのだけれど、この最初の6年間は初めての経験も 多く、何か珍しいことはないかと探し続けるわたしにとっては、生きる目的そのも のの毎日だった。が、7年目を迎えて倦怠期に入り、ちょっとマンネリを感じはじ めた今日この頃だ。 最初の1年は新しいことづくめ。言葉がわからないから毎日が勉強で、この年にな って勉強三昧というのも新鮮で嬉しかったし、車を運転するようになったのもスリ ルがあってドキドキものだった。 2年目は、学校を終えて急に暇ができ、隣り近所の人と何とか会話ができるように なって生活実感がわくようになった。時間がたっぷりあったから、メキシコ人の生 態や自分の体験を書き始めた。思えば、この頃既にメキシコに永住と決めていた。 3年目は、アミーゴス・デ・ラ・ムジカの仕事を手伝うようになって、メキシコ人 社会に本格的参加開始。かずさんが会社を辞めてしまったのは、計算外? 4年目に、本が出版され、読売新聞にエッセイを書き始めた。これは今も細々と続 いている。ホームページを開設したのもこの年だ。 5年目に入ってやっと、スペイン語のおしゃべりに自信がついた。メキシコ人に、 「メキシコ人みたいに話すようになったね」と嬉しい誉め言葉をいただき、ラジオ やテレビのニュース番組も、言っている事がわかるようになった。5年目の終りに は、ビザを居住者用に変更し、名実とも(?)にメキシコ人になった。 6年目の今年は、あんまり進歩がない割に忙しかった。今年、新しく手がけた事と いえばピアノ・コンクールの話だけ。これは、ほんの少しづつ進展していて、もう すぐ登録手続きや規則などが完成し、それに伴ってコンクールのHPもオープンす る予定ですので、今しばらくお待ちを! ピアノ・コンクールは大きな出来事になるだろうけれど、でもお手伝いしているだ け。本当を言うともう少し個人的に、自分自身が変るような新しい発展や進歩が欲 しかった。クエルナバカを捨てて新しい土地でやり直すとか、あるいは商売を始め て身分が変るとか・・・。何かESPECTACULARな事はないかなぁ・・・。 皆さんは、新しい年、新しい世紀に、どんな公約を掲げますか?わたしは、次の SEXENIOに向けて、心を入れかえ、心機一転巻き返しをはかる予定! 皆さま、良い年をお迎えください。 DESEO A TI Y A TU FAMILIA UN PROSPERO 2001! おまけの話: 内緒にしていたけれど(別に、知りたくもないって?)、実は、 9月から歌のレッスンを受けはじめた。教室は、HP22号#3タウン・ガイドで 紹介したCMA(CENTRO MORELENSE DE LAS ARTES)で、先生はコーラス・グープ で活躍中のアンパロ・ペニャルバさんです。授業料は、5ヶ月で1300ペソ、 約17,000円です。
アンパロ先生のコンサート(1番美人がアンパロさん、右から2番目)
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週に一度、火曜日の午後3時半から30分だけのクラスだが、30分も歌うと、喉 が苦しくなる。まだまだ発声練習の段階で、複式呼吸も完全ではないけれど、それ でも毎週火曜日が待ち遠しい。アンパロ先生は、私がソプラノかメゾ・ソプラノか まだ断定しかねているようだが、自分ではあまり脳天を突き出るようなソプラノよ りも、落ち着いたメゾ・ソプラノがいいなと思っている。(あっ、典子先生、ごめ んなさい。)声量をつけるためには、体が共鳴器になるよう太った方がいいよと言 う人もいて、ビール腹になりつつある体型の言い訳にもなりそうだ。 歌は小さい頃からずっと好きだったような気がするが、カラオケもせず、人前で歌 った事もなく、この年まで沈黙してきて、もっと早く始めればよかったと切に思う。 いつかかずさんのピアノに合わせて歌を披露する日を楽しみ。そのうち老人ホーム を慰問する日が来るだろうか。お年寄りに嫌がられないかな?「へたでも大丈夫」 なんて、お年寄りに慰められて、これぞ本当の慰問になったりして!
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バックナンバー#1 「運転しよう」から:何でもありのメキシコ式運転 #2 「猫」から:猫の獲物はどうする? #3 「免許証」から:ここでは買うんです #4 「仕事をしよう」から:押し掛け助手は大活躍 #5 「仕事をしよう」から:コンサート後のご馳走 #6 「仕事をしよう」から:黒沼邸でのミニコンサート #7 「スペイン語」から:無口な日本人 #8 「免許証から」から:車の所有税 #9 「クエルナバカ」から:蜂鳥 #10 「猫 パートII」から:捨て猫アナスタシア #11 「猫穴」から:アメリカ・ドライブ・転々旅行 #12 「女性」から:老化現象と更年期障害 #13 猪俣猛作曲「クエルナバカの碧い空」 #14 日本へ一時帰国しました/その他 #15 運転したら事故はつきもの #16 私たちの夏休み日記 #17 最近の感動:みんな生きている! #18 ホームページ1周年記念 #19 仕事人「かり」 #20「葛飾諏訪太鼓」の日々 #21 クエルナバカから謹賀新年 #22 薬の話 #23 社交サロンの話 #24 夏時間、ク日比較アンケート #25 母は強し #26 我が家のガーデニング #27 選挙裏話と日ク比較 #28 国際ピアノ・コンクール #29黒沼ユリ子さん邸CASA DE VIOLIN増築祝い−ペット・ロス症候群 #30 2周年記念・シドニーオリンピック・おまけ「スキャンダル」 #31 我が家に棲みつく魑魅魍魎、おまけの話「無料電話」