では、ゆかりさんから一言: 私たちがモンテレイからクエルナバカにきて約5ヶ月、
夫のベルナルドと二人で始めた仕事が忙しくて、クエルナバカで知りつくしているの
は仕事に関する金物屋と布地屋というありさま、知り合いといえば鍛冶屋と仕立て屋
の人たちだけ。知らず知らずしゃべりかたも彼らのようになっている。ほとんど社交
というものをしていなかった私たちは、そろそろ世界を広げなければと、インターネ
ットで知り合ったかりさんとかずさんのお宅におじゃますることにした。
かりさんのお住いは私たちが居候している家から車で5分くらいのところ、静かな住
宅地にある。私もこんなところに住めたらいいなあと思いつつ夜8時の約束に15分
遅れて到着した。クエルナバカのコンドミニオ(何軒か家がプール付き中庭の周りに
建っている)はうわさに聞いていたけど初めての私たち。普通はコンドミニオは高い
塀がはりめぐらされていて、中が見えない。普段はメキシコシティに住んでいる家族
もいるそうで、平日の夜だったからか、庭には誰もおらず、まったくの静けさだった。
クエルナバカの日本関係の話題、(小規模の都市ながら意外に、古くからの日本人移
住者、しかも事業を展開している人たちが多いのに驚いた。もちろん、どこの日本食
レストランがおすすめかなども教えていただいた)、かりさんの協力している音楽友
の会の話、メキシコのお役所の話、旅行の話、学校の話、かずさんにはインターネッ
ト電話も試させていただきました。お二人とも、日本とは人の考え方も、習慣も違う
メキシコの生活をエンジョイしている様子が感じられ、この日にはあまりお二人の過
去の経歴を根ほり葉ほり聞くことは憚られたけど かりさんの「クエルナバカの碧い
空」を読ませていただいて、この文を書いている今はもうかりさんという人がすごく
身近に感じられる。メキシコ人気質の良い面も悪い面も広い視野でとらえているかり
さんに、もうけっこう鈍っている私の情感をリフレッシュさせていただいた気がした。
これからもいろいろとお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします