
![]() -呑気家族のメキシコ移住計画- |
出版:近代文芸社 石田 かり・著 |
「クエルナバカの碧い空」第49号 #6 本の続編 − 「清流」とサッカーの話: おまけの話: かずの写真館最近、またメキシコに関するコラムを書く機会がありました。雑誌「清流」は、生き 方、心のあり方を考える中高年の女性向けの雑誌です。いろいろな分野で活躍する人 々が、それぞれの生きかたや趣味などを語っています。その中の「世界の街角」とい うページに私のコラムが載ります。7月号、8月号、9月号の3回連載で、7月号は 6月1日発売です。7月号では、まずはクエルナバカの紹介から。ホームページ愛読 者の方にはお馴染みのクエルナバカが写真入りで掲載されます。8月号、9月号では、 もう少しテーマを絞ってクエルナバカの生活を紹介する予定です。詳しくは、「清流」 のホームページを見てください。 http://www.seiryupub.co.jp/ 閑話休題。メキシコに関する記事といえば、今の旬の話題はなんと言ってもサッカー FUTOBOLでしょう。ワールド・カップCOPA MUNDIALを迎えて、サッカー大国のひとつ であるメキシコのサッカーを取り巻く事情についていくつか依頼を受けていろいろ調 べて見ると、サッカー・ファンではないのですが、特殊なお国柄が浮かび上がって、 興味津々です。 なによりも、最近、クエルナバカにスペイン語を勉強しに来た人達の中に、ワールド・ カップの開催中、ボランティアで活躍するつもりと言う若い女性が多く、とても他人 事とは思えません。なにせスペイン語は、スペインをはじめ中南米の多くの国々の言 葉ですが、国によって発音やイントネーション、単語の使い方も微妙に異なります。 それに、メキシコ・チームのメンバーはハンサムぞろい!しかも、みんな口が達者で、 目も物を言い過ぎ!優しいし…。あれ、私は何を心配しているのでしょうか? 日本と韓国は開催国ですから盛り上がるのは当然ですが、実は、メキシコはワールド・ カップということでは殊更の盛り上がりはないように見えます。と言うのは、メキシ コは一年中サッカーの試合があるのですが、国内の夏リーグ、冬リーグがあって、夏 リーグが終わらないうちに冬リーグが始まるという過密スケジュールの上、コパ・リ ベルタドール、コパ・デ・オロ、コパ・アメリカ、ETC,ETC.もうひっきりなしに試合 があって、勝ったの負けたのと忙しいのです。どれにも力が入っていますから、ワー ルド・カップが特別ということではないようです。 それでも、やっぱりワールド・カップで勝てば大変!4年前のフランスのワールド・ カップを思い出します。うちの子供達はまだ小学生と中学生だったのですが、ある日、 突然、朝学校へ行ったばかりなのに、帰宅したと思ったら、ワールド・カップでメキ シコの試合日だったのです。テレビ観戦をするため学校が休みになったのです。同じ く、休みになった会社も多かったそうですから、意気込みは並大抵ではありません。 しかし、メキシコは、ファンの熱の割には、勝負強くなくて、ワールド・カップでも 4強だか8強が最高と聞いています。なんだか、阪神ファンを思い出しますが、同じ ように、メキシコのファンはメキシコ・チームに関してはとても寛大で、負けても、 中東の国やブラジルなどと異なって殺気立っておらず、帰国する選手を暖かく迎える ようです。この優しさが勝負強くないチームの気質を表わしているようです。それに しても、サッカーの神様ペレが既に、メキシコが勝ち進むのは難しいと発言している のは、寂しいことです。メキシコ、ガンバレ! テレビでは、もちろん、ワールド・カップの放映のため、それぞれの放送局が独自の キャンペーンやタイトル・バックを製作していて、宣伝も盛んに行われています。そ の宣伝が面白い。日本と韓国という2国開催で、日本と韓国は別の国であるというこ と、それもなんだか似ているように見えて全然異なる国というのが、少しづつ分かっ て来て、まだ戸惑っている段階らしく、映像が摩訶不思議です。 例えばテレビ・アステカでは、全体に韓国風で太鼓や竜を配しているけれど、そこに 日本髪に着物姿の女性が登場する。これが男の女装としか見えないゴツさ。他のコマ ーシャルではメキシコ・チームの選手と相撲取りが勝負をするシーンがあったり…。 真面目に日本と韓国を表現しようとすればするほど、支離滅裂になるようです。 こんなメキシコですが、当然ながら全員がサッカー・ファンというわけではありませ ん。先日、大きなサッカーの試合があったとき、カサ2のアルフレッドは、庭にテレ ビを持ち出して、みなに観戦を呼びかけました。でも、ほとんどの住人は冷たい反応。 みんなビールを持って集まったものの、目的はおしゃべりで、誰もテレビを見ていま せん。我がコンドミニオに関して言えば、視聴率は高くありませんでした。 それでも、メキシコVS日本という試合があって、間違って日本が勝ったりすれば、 翌日には、知人だけでなく、街を歩いていても、ガソリンスタンドでも、私達が日本 人とわかると、皮肉めいた「おめでとう」の声がかかります。サッカー後進国の日本 に負けるわけがないと思いこんでいる人が多く、自尊心が多いに傷つくようです。 いずれにしても、ワールド・カップ観戦のため、メキシコから日本に旅行する人も多 いと思います。「XXXを買って、ワールド・カップを見に行こう」式の懸賞も多いので、 当選して日本に行く人もいるかも知れません。日本人の私でさえ、3年ぶりに日本に 帰ってビックリしたのですから、メキシコ人があっと驚く日本!サッカーの試合だけ でなく、ぜひ日本そのものを見て欲しいです。ボランティアをしていない人も、どう か、メキシコ人を歓迎してあげてください。 おまけの話: かずさんの写真館 インターネット・オークションで念願の一眼レフを手に入れたかずさんは、今、カメ ラに夢中です。最近はカメラマンの自覚も出てきて、試行錯誤の日々。そこで、百年 早いながら、自称傑作をここに展示します。ポーズをとってくれない動物を撮るのは 難しい。コンドミニオの庭で、住人たちの疑惑の目も何のその、木陰でじっと動かず、 鳥や蝶がかずさんを木の枝と間違えて近づくのを待って撮った苦心の作品です。 庭のプールサイドの花に蝶が来るのをじっと待つこと1時間 表紙に戻る 次に進む バックナンバー#1 「運転しよう」から:何でもありのメキシコ式運転 #2 「猫」から:猫の獲物はどうする? #3 「免許証」から:ここでは買うんです #4 「仕事をしよう」から:押し掛け助手は大活躍 #5 「仕事をしよう」から:コンサート後のご馳走 #6 「仕事をしよう」から:黒沼邸でのミニコンサート #7 「スペイン語」から:無口な日本人 #8 「免許証から」から:車の所有税 #9 「クエルナバカ」から:蜂鳥 #10 「猫 パートII」から:捨て猫アナスタシア #11 「猫穴」から:アメリカ・ドライブ・転々旅行 #12 「女性」から:老化現象と更年期障害 #13 猪俣猛作曲「クエルナバカの碧い空」 #14 日本へ一時帰国しました/その他 #15 運転したら事故はつきもの #16 私たちの夏休み日記 #17 最近の感動:みんな生きている! #18 ホームページ1周年記念 #19 仕事人「かり」 #20「葛飾諏訪太鼓」の日々 #21 クエルナバカから謹賀新年 #22 薬の話 #23 社交サロンの話 #24 夏時間、ク日比較アンケート #25 母は強し #26 我が家のガーデニング #27 選挙裏話と日ク比較 #28 国際ピアノ・コンクール #29黒沼ユリ子さん邸CASA DE VIOLIN増築祝い−ペット・ロス症候群 #30 2周年記念・シドニーオリンピック・おまけ「スキャンダル」 #31 我が家に棲みつく魑魅魍魎、おまけの話「無料電話」 #32 私達のSEXENIO、おまけの話「歌のクラス」 #33「CREA」取材のコーディネータ初仕事、おまけの話 #34「日本週間」、おまけの話「コーディネータ、プロ宣言」 #35 ニューヨークの白い空、おまけの話「夏時間」 #36 巣立ちの夏 、おまけの話「民宿 かず」 #37悲しい話、おまけ:雑誌TITLE #38健康に自信がありますか?;おまけの話:TELECABLE INTERNET #39 コンサート・デビュー;おまけの話:テレビ番組の取材 #40 夏休み病気特集第二弾;おまけの話:テレビ番組の放送日程 #41 我が家の独立記念日、おまけの話:アメリカ・テロ事件 #42 続編:独立記念日、おまけの話:テロ事件のメキシコの反応 #43 犬を買いませんか? おまけの話:イダルゴ州の温泉 #44 日本メキシコ学院リセオで講演;おまけの話:2001年総括 #45 謹賀新年、 おまけの話:子供達の里帰り #46 ベラクルス珍道中: おまけの話: 月刊誌NOVARK #47 女性についての考察: おまけの話:日本一時帰国のお知らせ #48 一時帰国報告: おまけの話: JAL悟空格安チケット |