では、美穂さんから一言: 中南米の国のどこかでスペイン語を勉強したい…と
思い始めてからクエルナバカに決めるまでに、実は随分と時間がかかりました。海
外旅行の経験も少なく、本当に国外で数ヶ月間過ごせるのか自信がなかったからで
す。コスタ・リカかメキシコか散々迷っていた時に、かりさんのHPと出会い、こ
こでだったら暮らしていけるかもしれないと思い、クエルナバカに決めました。
実際には想像と違っていたところも多々ありましたが(笑)、クエルナバカの長所
は、治安がよく、日々それほど緊張せずに過ごせるところではないでしょうか。そ
して、町中に花があふれていること。真冬の札幌から移動した私にとっては、それ
だけでウキウキしました。短所は、物価が高いことかな…。
4ヶ月間の滞在でふたつの学校に通いました。最初の学校は、大きい学校で設備も
しっかりしていましたが、常に生徒が多く、全体的にシステマチックな感じでした。
その後、もう少しこじんまりしたところでじっくり勉強したいと思い、小さな学校
に転校しました。どちらが良いかは、その人の性格や勉強の目的によると思うので
一概には言えませんが、なんと言っても重要なのは納得できる学校選びではないで
しょうか。
日本に帰国してからまだ2週間しか経っていないのですが、メキシコでの生活がも
う遠い昔のことのようです。特にメキシコとの違いを強烈に感じるのが、買い物と
乗り物。メキシコでの買い物はまず挨拶から始まるのですが、日本では知り合いに
しか『こんにちは!』って言いませんよね?この『挨拶無し』が、間が持たずに結
構辛いことが多いんですけど…。
もうひとつ、乗り物。長距離バスに乗った際、座席のシートが倒せず悪戦苦闘して
いた時(←なぜか多いんです)、隣の席の人がさっと手伝ってくれたり、高いとこ
ろの荷物が取れないでいると代わりに取ってくれたり。その小さな親切の自然さが
とても新鮮でした。
帰国後、羽田空港へ電車で移動する際、大きな荷物を抱えて駅の階段を昇り降りす
る私に、とうとう誰も声をかけてはくれませんでした。まぁ、日本ではそんなもん
だろうな…とあまりにも想像通りだったのが逆におもしろかったのですが。『気軽
に挨拶』と『小さな親切』は、見習うべき点ですね。
最後になりましたが、かりさん、かずさん、何もわからなかった私に親切にいろい
ろ教えてくださり、本当にありがとうございました。おかげさまで、その後クエル
ナバカでの楽しい生活を送ることができました。またメキシコに行く際は、どうぞ
よろしくお願いします。 大石美穂