最近、相次いで開店している喫茶店CAFETERIAですが、ほんの数年前までは、クエ
ルナバカにはいわゆる喫茶店というものはありませんでした。もちろん、セントロ
にある老舗のVIENESのように、コーヒーとケーキが美味しい店というのはあって、
近くで働く人々がちょっと待ち合わせをして、お茶するのに格好の場所なのですが、
でも、やっぱりこれはレストランであって、本格的な喫茶店ではありません。
それが、店頭に各種のコーヒー豆をおいて、店独特の焙煎法を持つ本格的な喫茶店
がセントロを中心にいくつかできました。コーヒーを頼むと、お湯の入ったコップ
とネスカフェのビンが出て来て、自分でぬるいコーヒーを作って飲むなどというの
は、過去のもの(そのようなレストランもまだありますから、それはそれでメキシ
コ式と思って受け入れてください)、豆や煎れ方にこだわった美味しいコーヒーを
楽しめます。
今日、紹介するのは、特に目新しいお店THE ITALIAN COFFEE COMPANYです。何が
目新しいと言って、名前です。クエルナバカはアメリカ人が多く住み、資本もたく
さん入って、アメリカ人経営のお店も多いのですが、メキシコ人が英語をあまり読
めない(読まない?)せいか、ほとんど英語の店名や看板を見ません。例えば、車
のシボレーはCHEVROLETとスペルしますが、メキシコ人は、これをスペイン語読み
して「チェブロレット」と発音します。ですから、ITALIAN COFFEE COMPANYくらい
なら、スペイン語読みしてもある程度は意味がわかりますが、それ以上の単語にな
ると、意味不明になるのです。