メキシコでは国の90%の富を3%の金持ちが所有、残り10%を97%の人で分け
合っていると言われています。大袈裟のようですが、政治がらみの事件などをみると、
なるほどと思えます。もっとも実感として私は、大邸宅に住む大金持ちと、クエルナ
バカに別荘を持ち、子供を私立学校に通わせることの出来る普通の金持ちと、勤勉で
働き者だけれど稼ぎの少ない低所得者層と、極貧の人々と、4段階に分けています。
かずさんが会社を辞めてからは、金持ち層との付き合いは徐々に減って、金回りのあ
まり良くない、一番人口的に多い低所得者層、即ち一般の人々との付き合いが多くな
り、そのうちの一人の私は、彼らの生活状況には大いに共感します。人生が自転車操
業で、手持ちのお金を使ったら、何も残らないという毎日。それでも税金の申告もし
なければならないし、車を持っていれば所有税TENENCIAを払わなければなりません。
で、少し親しくなると、「お金を貸して」と頼まれることがあります。毎年、決まっ
た時期に払うものや、万が一の病気に備えて計画的に使えばよいというのは、日本人
の考え方で、メキシコ人はほとんど江戸っ子、宵越しの金を持たない。実は私も自転
車操業で余った金はないので、貸せないのですが、そんなときには質屋が便利。表通
りに面して営業している質屋に行く人は多く、こそこそすることはありません。
メキシコの質屋には普通の質屋CASA DE EMPENOSと公益質屋MONTE DE PIEDADと二種
類あります。写真の質屋は公益質屋で名称はMONTEPIO, LUZ SAVINON。我が家から歩
いて10分くらいの大通りに面した商業地区にあります。日本ではティッシュにロー
ンのお店などの宣伝を入れて、街で配っていますが、メキシコでは、ティッシュなし
の広告が配られます。先日、この質屋の広告を街で受け取りました。